私の同居人(魚)
私は熱帯魚と起居を共にしています。ヒト種はいません。
その名のとおり、熱帯魚は南米原産の種が多く、水温高めの水域で生きています。
温かい地方で生まれ育った私と気が合うのは当然でしょう。
私が部屋に置いているのは、アクアリウム初心者御用達「30cmキューブ水槽」です。
水草やレイアウトや設備諸々は後々語るとして、今回は水槽に棲む同居人(魚)の紹介をします。
レモンテトラ‥‥黄と黒のコントラストが美しい引っ込み思案
まずはレモンテトラから。
- 体色:レモンの名のとおり全体的に薄い黄色です。二日酔いの私のように目が真っ赤に染まっており、ヒレは端に黒色が走っています。
- 体長:4cmくらいでしょうか。成魚です(おそらく)。
- 性格:臆病者です。私が近づくとすぐに物陰に隠れます。後述のレッドテトラは水槽内をのびのびと泳ぎ回っていることが多いですが、レモンテトラは流木の陰に潜んでいることが多いです。
ストレスが体色に表れやすく、とくにヒレの黒色はすぐに消えたり濃くなったりします。掃除のために水槽内をいじくっていると薄くなり、翌日には黒くなっているという感じ。
メダカや鯉が水面でぱくぱくと食べるのに対し、レモンは下から狙いを定めて①急上昇⇒②ぱくり⇒③撤収という感じです。臆病です。
写真ではわかりにくいのですが、ほんのりと黄色に染まった体とヒレのくっきり黒色が本当にきれいなのです!
3匹いまして、うち1匹が♀だと思います。メスの方が体色が薄いらしい。
レッドテトラ(ファイヤーテトラ)‥‥ぴょこぴょこ泳ぎ回って、かわいい小型魚。
お次はレッドテトラ。こちらも3匹います。
- 体色:燃え盛る炎ほどではない、うっすら赤色。適した環境で飼いこむと色が濃くなるらしい。購入直後よりは赤が濃い気がしますので、私の水槽を気に入ってくれているようです。
- 体長:1cmくらい。小さいです。
- 性格:のんびり屋でマイペースです。水面に影が差してもあまり動じません。自分より数倍大きいレモンに全く物怖じしていません。
餌を落としたとき、レモンがびくびくと水面を気にしている一方、彼らは餌に突進してきます。
ビビらず水槽手前に来てくれるので、観察がしやすく良い子です。
すいすいとよく動き、見ていて飽きません
夕焼けのようなオレンジ系統の赤色、私好みです。
たぶん♂2匹、♀1匹。お腹が膨らんでいるのがメスかな‥?
今はレモン3匹、レッド3匹で小さくまとめています。
アクアリウムに通じてきて、中級者に昇進できたときは、また新しい種を導入してみようかなと思っています。
そろそろ私と魚は寝ます。おやすみなさい。
準ひきこもり、海津大崎へ・・・
滋賀県内有数の桜の名所「海津大崎」
4月2日(日)、部屋にひきこもろうとする気持ちを奮い立たせ、桜の名所である海津大崎へ向かいました。
インドアにありがちな「一度は行ってみたい」=「なかなか行かない」を「よし、行こう」という思いへ昇華させることができたのは、3月末の同僚の退職がきっかけでした。
同僚といっても私の倍以上の年齢であるMさんと私は、実に4年もの歳月を隣どうしの席で過ごしたのでした。
Mさんは、桜のつぼみが膨らみはじめるこの時期、毎年のように「ひがささん、海津大崎を知ってるか」「あそこはいいよ」と私に勧めるので、「それ、去年も聞いたよ」と呆れて返すのも今年が最後になりました。
私は「今年こそ行くよ」とMさんに約束をしたのです。
海津大崎は、JR湖西線のマキノ駅から4㎞ほど離れたところにあります。
京都駅からマキノ駅までは新快速が走っていました。電車の本数が少ないので、帰りの電車の時間は事前に確認していた方が無難です。
15時前、私はマキノ駅に降り立ちました。
駅のホームできょろきょろと周りを見渡しているお客さんがいました。初めて降りる駅ならではの挙動。目的は私と同じでしょう。
道のりを詳しく調べてはいませんでした。
地図を見て大体の方角を頭に入れておきます。
まあ、湖に沿って歩けば、道を間違えることはないでしょう・・・
駅を背にまっすぐ進めば、五分程で湖に到着します。右手にはキャンプ場、左を見ると・・・目的地が遠くに見えました。
海 湖岸に沿ってとことこと歩いていきます。
私は生粋の海の子(ただし海に遊びにいくことはない)なのですが、湖もいいものですね。
小さな波音が耳に心地よく、湖を通り抜ける風もひんやりとして気持ちいいです。
道端の花壇を眺めたり砂浜に転がる松ぼっくりを拾ったりしながら、砂浜をざくざくと進みました。
そして歩くこと30分。目的地に到着です。
人出はそこそこ。シートを広げて酒盛りをする花見客は見当たらず、ほとんどはツアーのバスか自家用車で来ているようです。
桜並木を端から端まで歩くと15分くらいかかるそうです(ツアーガイドらしき人の話をそばで聞いていました)。
ひとしきり四方の桜を目で楽しんだ後、私は来た道を戻ります。
滞在時間は10分程だったでしょうか。決して期待外れでつまらなかったのではありません。
私の一番の目的は、「桜を見ること」ではなく「桜を見ながらアルコールを摂ること」だったのです。
私が「ここで飲みたいな」、つまり「ここからの眺めが好きだな」と思ったところは、海津大崎その場所ズバリではなかったわけです。
来た道を15分くらい戻り、私は砂浜にどっかりと腰を下ろしました。
眼前に広がる桜一色ももちろんよかったのですが、個人的には対岸からの眺めの方が好みでした。
浜と海と桜と山と。海津大崎のいいところが詰まった風景だと思うのです。
おつまみと缶ビールを口に運びつつ、私はぼんやりと遠くの桜並木を眺めていました。余計なことを何も考えずにぼけっとする時間、久しぶりでした。
はっと我に返れば電車の時間が迫っており、私はいそいそと浜を後にしたのでした。
海津大崎、準引きこもりが家を出る価値はありました。桜は湖面の青色に映えますね。
駅からは微妙に歩かせるので車で訪れる人が多いようですが、私は駅から徒歩をお勧めします。
砂浜をのんびり進み、遠くの桜並木に少しずつ近づいていく、というのもいいものです。
最後に、この素晴らしい桜の名所を教えてくれたMさんに感謝します。ありがとう。
はじめに
はじめまして。ひがさです。
書きたいことやテーマは漠然としていて、まだ形にはなっていません。
ですから、当面は好きなことをつらつらと書いていこうと思います。
簡単に自己紹介をしておきます。
- 現在、二十代のロスタイムを過ごしています。社会人です。
- 「趣味は?」と訊かれたときは「映画鑑賞」と答えることにしています。「休日に何をしているの?」という質問にも同じ回答を用意しています。詳しく語れるほどの映画通ではありませんが、人並み以上には観ていると思います。
- 読書は嗜む程度に、屋外活動は全般的に苦手です。
- ほぼ毎日、お酒を飲んでいます。アル中ではありません。今のところ、内臓は正常に機能しています。
- 友人は少なめ、職場以外での人との交流はほぼ職場の同僚に限られます。数匹の熱帯魚と同居しています。人間はいません。
- 霊感めいたものが備わっている気がします。神経質で思い込みが強いだけかもしれません。不思議で奇妙な体験については追々紹介するつもりです。
ブログの使い方を少しずつ覚えていって、後々はカラフルでおしゃれな記事を書いてみたいです。
よろしくお願いします。